今回は、コチラの記事で説明した、
以下の4つの属性について、もう少し掘り下げて説明していきます。

教える側(提供する側)で、
「真摯」(シンシ)な人は、「教育者」
「下衆」(ゲス)な人は、「詐欺師」
教わる側(受け取る側)で、
「真摯」(シンシ)な人は、「学習者」
「下衆」(ゲス)な人は、「カモ」
上半分の「教育者」「詐欺師」は、スキルは高い。
「教育者」は教えるスキルが高く、「詐欺師」は騙すスキルが高い。
下半分の「学習者」「カモ」は、スキルが低い。
「学習者」は勉強中であり、「カモ」は勉強すらしない。
というものですね。
この関係性について、詳しく説明していきます。
また、このサイトに訪れているということは、
おそらく、教える側(提供する側)になりたい人が多いと思いますので、
その辺りについても触れていきます。
類は友を呼ぶ「引き合いの法則」その2つのパターンについて
自己啓発的なノウハウを、少しでもカジったことのあるのであれば、
知っている方が多いのではないかと思いますが、
「引き寄せの法則」というものがあります。
「引き寄せの法則」について厳密にすると、
本一冊分くらいにはなってしまいますので、詳しくは割愛しますが、
シンプルに説明すると、「相性の合うもの」が互いに引き寄せられます。
自分が一方的に引き寄せるというより、引き合うという表現の方が正しいです。
磁石のように、お互いに引き合うというイメージです。
「引き合いの法則」といった方が良いかもしれません。
この「引き合いの法則」というのを突き詰めていくと、
以下の2つのパターンになります。
●「支配 VS 隷従」パターン
=狩る側とエサの関係
=上下の関係(ピラミッド型)
●「共存共栄」パターン
=仲間同士の関係
=立場の上下はあれど、協力し合える横の関係
4つの属性で言えば、
「下衆」(ゲス)な人は、「支配 VS 隷従」パターンです。
「詐欺師」が、支配する側であり、狩る側です。
「カモ」が、隷従されるがわであり、エサになります。
「真摯」(シンシ)な人は、「共存共栄」パターンです。
教える側、教わる側という立場の上下はあるかも知れませんが、
基本的にはお互いに成長しあえる関係です。相手を成長させれば、自分も成長します。
また、分野によっては、お互いに入れ替わる場合もあります。
「僕は●●には詳しいけど、▲▲については、あなたの方が詳しいから教えて」という感じで。
コレの面白いところは、
「下衆」(ゲス)な人同士が引き合い、
「真摯」(シンシ)な人同士が引き合うということ。
「下衆」(ゲス)な人と、「真摯」(シンシ)な人が引き合うことは無いのです。
仮に、偶然引き合ったとしても、スグに離れてしまうという性質があります。
例えば、ネットビジネス系で言えば、以下のような事が起こります。
●真面目な事を教えている「教育者」がいて、
本質的なことを、とても分かりやすく教えていたとしても、
不真面目でアホでマヌケな「カモ」にとっては、何の価値も感じない。
↓
●「カモ」は、「コピペでラクさせてくださぁ~い」と思っているので、
真面目な内容を伝えられても、居心地が悪くなって去っていく。
↓
●「サルでもカモでも、コピペでラクして月収100万円!」
と謳っている「詐欺師」がいる。
↓
●「カモ」は、そんな「詐欺師」を見つけて、
「これぞ本物だ!求めていたものだ」と飛びついて、
見事、「カモ」と「詐欺師」のカップルが成立する。
こんな感じです。
騙されるアホに騙すアホ。引き合うもの同士は同類
引き合うもの同士は同類であり、
同じ価値観を持っている、同じ人種であるということも言えます。
教わる側(受け取る側)と教える側(提供する側)という、
立場の違いこそあれど、実は本質的には同じ性質を持っています。
「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、
正にその通りの事が起こっているわけです。
簡単に説明すると、
「下衆」(ゲス)な側である、「カモ」「詐欺師」は、
●目先の利益しか頭にない
●自分の状況を変えずに、相手が変わってほしい
●自分だけが「得」すること、都合のいいことばかり考えている
という同じ性質があります。
「真摯」(シンシ)な側である、「学習者」「教育者」は、
●長期的で大きな利益を考える
●自分を変えて成長させ、周りも巻き込んで成長していきたい
●相手に価値を与え、その対価として自分も「得」をする
という同じ性質があります。
ネットビジネスのジャンルに当てはめて、具体的な例えを交えると、
「カモ」は、目先の小銭稼ぎが目当てで、
稼ぐスキルを高めることなく、コピペでお金が入ればいいと思っていて、
自分だけ稼げれば、周りなんてどうでもいいやと考えています。
「詐欺師」も、目先の小銭稼ぎが目当てで、
詐欺テクニックばかりを駆使し、騙してお金が入ればいいと思っていて、
自分だけ稼げれば、周りなんてどうでもいいやと考えています。
「カモ」と「詐欺師」、めちゃくちゃ似ていますよね。
だからお互いに引き合い、関係が成り立ってしまうわけです。
「学習者」は、長期的で大きな利益が目標で、
勉強熱心で、人の役に立つものを作っていきたいと思っていて、
自分だけでなく、周りも幸福になればいいと考えています。
「教育者」も、長期的で大きな利益が目標で、
教えるスキルを高め、クライアントに成長してほしいと思っていて、
自分だけでなく、周りも幸福になればいいと考えています。
「学習者」と「教育者」、めちゃくちゃ似ていますよね。
だからお互いに引き合い、関係が成り立ちます。
最後に。良い師弟関係(先生と生徒)を結ぶには、
教わる側の進化も必要
ここまで読んだ方であれば、お分かりなのではないかと思いますが、
良い師弟関係(先生と生徒)を結ぶ=「教育者」「学習者」の共存共栄関係です。
ただ、前回の記事でも説明した通り、
僕も含めですが、多くの人は「カモ」からスタートします。
なので、何もせずに、ボーっとしているだけだったら「カモ」のまま。
仮に良い「教育者」に出会って、素晴らしい教材を手にしても活かしきれませんし、
そのうち「詐欺師」が近づいてきてコロっと騙されてしまいます。
こうならない為にも、「カモ」⇒「学習者」にならなければなりません。
つまり、真面目にスキルを磨き、自分自身を変えていくということです。
この姿勢がとても大事になってきます。
もちろん、具体的で細かい学習方法のノウハウもありますし、
別の記事でたっぷり解説していく予定ですが、
まずは「下衆」(ゲス)⇒「真摯」(シンシ)になることが重要なのです。
「学習者」になれば、見極める能力も徐々に付いてきますので、
「詐欺師」が来ても騙されることはなくなってきますし、見向きもしなくなってきます。
はたから見ると、騙されているってのはダサいし、カッコ悪いです。
一刻も早く、違いの分かる男(女)を目指していただきたいと思います。
それでは、今回は以上となります。
参考になりましたら幸いです。